京都綾部の杉を利用して制作しています。
巾2000・奥行2500・高さ2260(低層2階建)
(※単位はmmです。)
給排水設備が不要でおが屑・カンナ屑の中の微生物により便を処理します。
●バイオトイレとは
バイオトイレとは、人間の排せつ物を微生物の働きによって分解・処理するトイレのことです。
処理された排せつ物は、農業や園芸用の肥料として活用することができるため、コンポスト(堆肥)トイレとも呼ばれています。
従来のトイレと異なる最も大きな特徴は、水を使わずに排せつ物を処理できること。
そのため、汚水による土壌や水質への影響を最小限に抑えることができます。
また、トイレの嫌な臭いが発生しにくいこともポイントです。
環境保全への取り組みが進む欧米諸国では、国定自然公園や沿道施設をはじめ、一部地域の別荘などにも活用されています。
日本においても、水が使えない場所や下水道設備がない地域などに設置されることが増えています。
●バイオトイレのメリット
(1)水がなくても利用できる
排せつ物の処理に水を必要としないため、水の確保が難しい山岳地域や離島などにも設置が可能。また、寒冷地での使用や断水時にも対応します。
(2)汲み取り作業なし
一般的な汲み取り式の簡易トイレとは異なり、汲み取り作業もが不要です。人的な負荷を軽減するとともに、幅広い場所への設置を可能にします。
(3)悪臭が抑えられる
トイレの悪臭がほとんど発生しないため、快適なトイレ環境を維持することができます。近年では、建設現場などへの導入も期待されています。
(4)堆肥を生成できる
し尿を資源に変えることができます。分解時には摂氏50℃以上の発酵温度に達するため、大腸菌や寄生虫なども死滅。安心して活用することができます。
【注意事項】
※年に数度、おが屑を交換して下さい。
※連続で大量のし尿が投じられてしまうと、分解処理しきれない残りかすが蓄積し、場合によっては悪臭が発生することがあります。
※こちらは、受注生産の形を取っております。
※志賀郷杜栄が現地で組み立てを行います。
※出来上がり次第、志賀郷杜栄からご連絡いたします。